こんにちは、ワイロード企画の藤原です。
今回は、最近読んでとてもよかった!という本を紹介したいと思います。
「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」ショーン・エイカー著
ハーバードで学び、ハーバードで心理学を教えるショーン・エイカーさんによる、心理学・脳科学で科学的に解明された理論。それは、「成功したから幸せになるのではなく、成功するには幸福感が重要、つまり、幸せは成功に先行する」という法則です。
まあ、「笑う門には福来る」とか「引き寄せの法則」なんていうのが昔からありますし、よく言われていることなんですが、すごいのはこれが科学的に実証実験で解明されていることなんです。しかも、それが創造的な仕事の成果につながるとしています。
たとえば、人はストレスや不安に襲われると思考の範囲が狭められ、創造的なアイデアが浮かびにくくなります。これは太古の昔に肉食獣などに襲われた時「戦うか」「逃げるか」を瞬時に判断しなければならないため、脳がそのように働くのだそうです。でも仕事上で命の危険が少ない現代では、リラックスし、幸福感のある状態こそが創造的な仕事をする上で好都合だそうです。
でも「幸福感を持つ」ってどうすれば?と思いますよね。
この本にはしっかり「幸福感を持つ」ための方法がわかりやすい形で書いてあります。その一つを紹介すると、脳は見たいものしか見ない、いわゆる盲点を持っていて、例えるなら迷惑メールフィルターがついているようなもの。だから、新しいスニーカーを買うと、街で見かける人が同じスニーカーを履いているのをつい見つけてしまう、車をプリウスに買い換えようかと考えていると街中でもプリウスばかりが走っているように見えてしまう。
こんな経験ってありますよね。
その脳の特性を取り入れるためにオススメなのは、寝る前に3つ、「今日良かったこと」を思い出したり書き留めておくことだそうです。脳は睡眠中に記憶を整理します。寝る前にポジティブなことを考えることによって脳はネガティブな情報を意識の外に追い出し、成長の機械や可能性といったポジティブな思考が身につくのだそうです。
これは少しやってみたのですが、結構効果あります!
木になる人はぜひ手に取ってみてください。